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    2017/05/15
    これからの本当に幸せな住まいづくりを考える
    5月14日(日)仙台市地下鉄仙台国際センター駅構内イベントスペースにて

    仙台の若手設計者によるトークイベントが開催されました。

     

    SATO+ 佐藤充さん、菊池佳晴建築設計事務所 菊池佳晴さん、

    設計島建築事務所 三浦正博さん、合同会社negla設計室 管藤純さん、

    建築工房DADA 佐藤太一さんの5名がそれぞれ現在の取り組み事例の発表

    をした上で、クロストークが展開されました。

     

    SATO+ 佐藤さんは「幸せな家に性能の向上は必要だけれど、それだけで

    幸せになるものでもなく、やはりデザインだと考える。」

     

    設計島 三浦さんは日本エコハウス大賞受賞の自邸の紹介の中で、「つくる時と

    こわす時、両方の環境負荷も考えたい。」

     

    negla設計管藤さんは「ローコストで設備がかかる家より、高気密高断熱で設備コストを

    押さえる方を選びたい、こだわりを持った少数の人より、多くの一般の人に届けたい。」

     

    DADA佐藤さんは「外部と内部のはざまを考える。リゾートホテルや山小屋の雰囲気を

    日常で体感できる家が理想。植栽や照明計画も大きな要素。」

     

    菊池さんは「意匠と性能の両立がテーマ。今は建築家の求める美しいものが、良い建材などで

    十分実現可能になっている。」

     

    後半のクロストークでは「予算の制約で性能をあきらめるケースがある」や「高性能な家は

    お金持ちだけのものか」や「地場産建材を使おうとするとかえって高い」などの共通の悩み

    や課題が情報として共有されました。

     

    その上で、暖かく、快適でシンプルな家ができないかとの想いでSATO+さんと菊池さんで共同基本

    設計されたという高気密高断熱住宅モデルのプロトタイプの発表がありました。

    「もともすの会」と銘打った高性能住宅をシンプルに実現するいわば断熱気密真壁工法といった

    もので、性能を担保した上でコストをかけない仕上げの工夫がなされています。

     

    最後にSATO+佐藤さんより、「このような一連の活動を継続し、仙台の建築文化を高めていきたい。

    今後も是非、一緒に取り組みましょう。」と参加者に呼びかけがありました。